子育て

【完母のメリットデメリット】1人目完ミ、2人目完母の年子ママが比較

上の子を完全ミルクで育て、下の子を完全母乳で育てました。

完ミ育児と完母育児、両方を経験して感じた、完母のメリットとデメリットについてお伝えします。

完母のメリット

すやすや寝る赤ちゃん

夜間の授乳が楽

母乳育児の一番のメリットは「添い乳」です。

添い乳とは?

ママが赤ちゃんと横に寝転がって、寄り添った状態で授乳すること。

楽な体勢で授乳できて、赤ちゃんもママのおっぱいを吸いながら寝ることができて、寝かしつけが楽です。

ミルク育児の1人目は、寝かしつけがめちゃめちゃ大変に感じました。寝室でゆらゆらと1時間抱っこしても寝ない!という日も山ほど。眠い中必死に眠気と闘いながら、かといって「もうやだー!」と放棄することもできないのでただ耐えるのみでした。

それに比べると、完全母乳の2人目は、添い乳できる母乳育児ってなんて楽なんだ!とびっくりしました。まだ卒乳していないので、今後卒乳に挑戦して成功するまで寝かしつけに苦労すると思いますが、それを踏まえても夜間の寝かしつけはかなり楽だと感じています。

ただ、添い乳で赤ちゃんが窒息死したケースもあるようなので、十分に注意してください。

外出時の荷物が少なくて済む

母乳育児は持ち物が少ないです。授乳室がない場所に出かける場合、授乳ケープが必要ですが、だいたいどの施設でも授乳室は完備されています。

授乳ケープがわりにおくるみを代用する方もいます。おくるみであれば、低月齢の時は持ち歩くことも多いと思います。その場合は、授乳ケープも不要です。

puni

私の場合、授乳ケープを使ったのは大きめの公園に行ったときと、友人の家に遊びにいった時でした!

ママが痩せやすい

完全母乳は、産後びっくりするぐらい痩せます!

私の場合、体重はこんな感じでした。

  • 1人目は完全ミルク :妊娠前+5kgまでしか戻らない
  • 2人目は完全母乳  :産後4ヶ月頃に妊娠前の体重に戻る

授乳するのに1日500~800キロカロリー消費するらしいです。
500キロカロリーの消費とは、75分間のランニングをした時と同じ!たしかに痩せそうです。

授乳中はとにかくお腹が空きます。

授乳してる分多く食べちゃえ~~と間食をたくさんしているともちろん痩せません(笑)

泣いてもおっぱいですぐ泣き止む

泣いたらとにかくおっぱいを差し出せば、すぐに泣き止みます。2人目は現在1歳半ですが、泣き止まなくて困ったことはほぼないです。

すべておっぱいで乗り切ったといっても過言ではありません!(笑)

続いて、デメリットについても書いていきます。

完母のデメリット

母乳を飲んだ量がわからない

赤ちゃんの母乳を飲んだ量がわからないのが1番のデメリットです。

出産後の入院期間中は、授乳前と後の赤ちゃんの体重の差をはかってミルクを飲ませる量を計算します。入院中はわかりやすいですが、退院したあとは家だとむずかしいですよね。

新生児期は、母乳の量も安定してないし、実際わたしはすごく不安でした。
不安でミルクを足しても、結局ほとんど飲まずに捨てたり、逆に足りなくてまだ泣いてたりと本当に試行錯誤でした。
私の場合、不安すぎて退院して2週間目に赤ちゃんの体重の増えを病院にチェックしてもらいにいきました。アドバイスももらえるので迷ったら相談にいくと良いです。

あと、当時の私は知らなかったけど、ベビー用品がレンタルできるサービスがあるのでベビースケールをレンタルすると不安なく新生児期を過ごせます。

>ベビー用品のレンタルサービス

母乳トラブルがつらい

乳腺炎

母乳育児のトラブルで「乳腺炎」ってよく聞きませんか?
母乳がたくさん作られて乳腺が詰まって炎症がおきることをいいます。産後すぐ、母乳が安定するまでになりやすいです。

おっぱいが岩のように硬くなって赤くはれて触るのも痛かったり、38~39度の高熱、関節痛や寒気がでることもあります。

わたしは実際、産後1週間で乳腺炎の一歩手前の状態になりましたが、厚着をいくらしても悪寒がして身体がぶるぶる震えるほどでした。赤ちゃんにとにかくたくさん母乳を飲んでもらうことが回復のポイントです。

乳首がきれる

赤ちゃんは最初から母乳が上手に飲めません。浅吸いしてしまうと、乳首が切れる原因になります。

実際に乳首がきれましたが、そのまま授乳しようとすると息をのむほどの激痛で、授乳がまじで地獄です。しかし、授乳はやめることはできない!
治るのに数日かかるので、乳頭保護器を使ったり、搾乳したりと工夫が必要でした。

ちなみに、乳首が切れた時の救世主が、この乳頭保護クリーム。

母乳育児のかたは持っていて損はない一品です。

他人にかわってもらえない

完全母乳育児にする場合、夜中の眠い時も、育児つかれたなって時も、体調不良の時も、他人にはかわれないので自分で授乳するしかありません。

乳まる出しで寝てることもよくあります。
赤ちゃんが寝ているときに一緒にママもきちんと睡眠をとることが大切です。

まとめ

この記事を読んだあなたは、完全母乳か完全ミルクか、はたまた混合か、迷っていることでしょう。

私も悩んで、どの授乳が一番良いのかたくさん調べました。

1人目のミルク育児の時は、「ミルク育児ってなんて楽なんだろう!」と思っていました。そして今、2人目が母乳育児で、「母乳育児ってなんて楽なんだろう!」と思っています。たぶん、どっちでもいいんです(笑)

両方にメリット・デメリットがあるのでどっちが自分に合っているか考えるといいと思います。ママが仕事復帰するタイミングや、家庭環境も人それぞれなので結局、授乳にこれが正解という答えはありません。あとから後悔する必要もなくて、ママが選んだ道が正解です。

1人目を完全ミルク育児にした私が感じた、ミルク育児のメリットとデメリットもこちらでまとめていますのでよかったら読んでください。

https://www.puni-blog.com/formula-feeding/
ABOUT ME
puni
千葉県在住、30代前半 優しい兄と、おてんば妹の年子の母。 3日坊主常習犯のズボラ 人見知りだけど、人は好き! 主に育児、マイホーム、趣味に 関する記事を書きます◎

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